IBM Cloud からのコンポーネントの購入と構成
IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud ソフトウェアをインストールする前に、IBM Cloud™ から多数のコンポーネントを購入して構成する必要があります。
IBM Cloud の登録
IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud は、サーバー、ネットワーキング、およびストレージを提供する IBM Cloud クラウド・コンピューティング・プラットフォームを使用します。IBM Cloud のアカウントを作成する必要がある場合は、IBM Cloud ポータルにアクセスしてください。
注: すべての IBM Cloud 操作が、IBM Cloud ポータルの「クラシック・インフラストラクチャー」ページに基づいています。
IBM Cloud アカウントをセットアップした後、VLAN スパンニングを有効にするためにネットワーク設定を変更する必要があります。1 つのアカウントに複数の VLAN が存在するときに、デバイスが同一の VLAN に存在しない場合、それらのデバイスはプライベート・ネットワーク上で相互に通信することができません。VLAN スパンニングは、アカウント上のすべてのデバイスが、それらの VLAN に関係なく、プライベート・ネットワークを介して相互に通信できるようにします。アカウントで VLAN スパンニングが有効になっていないと、ベアメタル・サーバー上の IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud にアクセスできません。
VLAN スパンニングを有効にするには、IBM Cloud ポータルでを選択します。「スパン」タブで、「オン」を選択して、VLAN スパンニングを有効にします。
必須コンポーネント
以下のクラウド・コンポーネントが必要です。
- データ・センター
- IBM Cloud は、クラウド・ベースの環境をホストするために、複数の国際データ・センターをサポートします。これらのデータ・センターにあるリソースは、週次または月次ベースで購入されます。以下の最小要件を満たすハードウェアを備えた任意のデータ・センターを選択することができます。
- システム内のノードの数に応じて、デュアル・プロセッサー・サーバーが必要です(2 台、4 台、または 8 台) が必要です。IBM Cloud 上の IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud は、2 個から 8 個のノード・システム構成をサポートします。
- プロセッサーごとに最小 6 コア (つまり、サーバーごとに最小 12 コア)、具体的には、Intel Xeon 5120 および Intel Xeon E5-2620 v3 を推奨します。
- 最小 64 GB のメモリー。
- それぞれ 500 GB 以上の容量を備えた 2 つの SSD または SATA ドライブ。注: SSD ドライブは、IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud ノードの開始と停止の時間を短縮します。
- 10 Gbps パブリックとプライベートのデュアル・ネットワーク・アップリンク (未結合)
- 二重電源機構
- 各 IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud ノードのベアメタル・サーバー
- ベアメタル・サーバーは、選択したデータ・センター内で IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud ・ノードをホストします。システム内のノードごとに 1 つのベアメタル・サーバーが必要です。例えば、2 ノード・システムでは、2 つのベアメタル・サーバーを購入して構成する必要があります。ソフトウェアは、1 つのシステムで最大 8 個のノードをサポートします。各ベアメタル・サーバーのバージョンは、CPU モデル Intel Xeon 5120 を備えたデュアル・プロセッサー・マルチコア・サーバーでなければなりません。すべてのネットワーキング条件が満たされている場合は、以前にサポートされていた CPU モデルである Intel Xeon E5-2620 v3 を使用できます。
- 少なくとも 1 つのベアメタル・サーバーまたは仮想サーバー
- システムには、 IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud ノードをホストするサーバーとは別に、クラウドのプライベート・ネットワーク内のサーバー上でホストされる追加の構成オプションが必要です。このサーバーは、IP クォーラム・アプリケーション、コール・ホーム用の SMTP サーバー、およびリモート・サポート・アシスタンス用のリモート・プロキシー・サーバーをホストします。IP クォーラム・アプリケーションは、ノード間の通信に障害が発生した場合に、タイ・ブレークを実行する必要があるノード障害シナリオを処理するために必要です。SMTP サーバーは、コール・ホームおよびリモート・サポート・アシスタンスのメッセージを中継するため、コール・ホームおよびリモート・サポート・アシスタンスが構成される前に別個に構成されている必要があります。さらに、このサーバーには、リモート・サポート・アシスタンス用のリモート・プロキシー・サーバーを組み込む必要があります。リモート・プロキシー・サーバーは、システムをサポート・センターにあるリモート・サポート・サーバーに接続するネットワーク・プロキシーを作成します。
- CPU
- ベアメタル・サーバーの CPU は、6 コア以上である必要があります。
- RAM
- サーバーには、64 GB 以上の RAM が必要です。
- オペレーティング・システム
- ベアメタル・サーバーにインストールされたオペレーティング・システムは、Redhat 7.1 (64 ビット) - バージョン・ロックまたは Red Hat Enterprise Linux 7.x (64 ビット) である必要があります。
- サポートされているドライブ
- SSD または SATA ドライブが少なくとも 2 つ選択され、ベアメタル・サーバーの構成に追加されていることを確認します。SSD ドライブは、SATA ドライブよりも IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud ノードの開始時間と停止時間を短縮します。 2 つのドライブが構成され、/dev/sda と /dev/sdb の 2 つの独立したボリュームを作成します。一方のボリューム (/dev/sda) には、オペレーティング・システムが格納されます。他方のボリューム (/dev/sdb) には、ソフトウェアが格納されます。このボリュームは、150 GB 以上でなければなりません。これら 2 つの独立ボリューム (/dev/sda および /dev/sdb) は、IBM Spectrum Virtualize for Public Cloud ソフトウェアをインストールし、システム・メタデータを保管するために使用されます。SATA ドライブを使用する場合は、単一のドライブ障害から保護するために RAID 1 が必要です。データ削減プールを使用する場合は、データを /dev/sdb に書き込むために追加のメタデータが必要になるため、書き込み速度を上げるためにSSD ドライブをお勧めします。また、単一ドライブ障害の保護に RAID 1 冗長性を使用することもお勧めしますが、必須ではありません。
- ネットワーク・オプション
- パブリック帯域幅は 500 GB に設定され、ネットワーク・カードは 10 Gbps パブリックとプライベートのデュアル・ネットワーク・アップリンク (未結合) である必要があります。
- 電源機構
- ベアメタル・サーバーには、予備電源機構が選択されている必要があります。
その他の要件
クラウド・コンポーネントに加えて、以下のアイテムが必要になる場合があります。
- API キー
- IBM Cloud から取得した API キーにより、IBM Cloud Web ポータルへのフルアクセスが付与されます。多くの場合、お客様は、最小限の権限を持つ他のユーザー・アカウントを作成し、それらのアカウントを使用して実際のインストールを実行します。API キーおよびアクセス制御については、『APIキーの管理 (Managing API Keys) 』を参照してください。
オプションのコンポーネント
以下のオプション・コンポーネントの 1 つ以上を購入することをお勧めします。
- Vyatta ゲートウェイ・ソフトウェア
- Vyatta ゲートウェイ・ソフトウェアを使用して、サーバーを保護するためのファイアウォールをセットアップすることができます。詳しくは、IBM Cloud をインストールするためのサイト間 VPN の構成を参照してください。